趣味パ
趣味パでの攻略が楽しくなってきました。
この発端はニアールを引いたことに始まる。
アークナイツを始めた頃に憧れだったニアールを引けたので、そこからフランカやリスカムが気になるようになり、いっそこのことBSWを育成しようとしたら、あれよあれよという間に趣味パが完成してしまった。
折角なので紹介すると…
○重装
・リスカム 使い勝手の良い重装。地味に前方に長い攻撃範囲も魅力。
・ニアール S1特化3済。クセの無い回復盾。素質が何気に強力な気がする。
○先鋒
・ビーンストーク 高台に置ける先鋒。序盤の火力としては十分。
・バニラ 攻撃力は及第点。
○狙撃
・ジェシカ S1特化3済。攻撃速度も速いので、そこそこ火力は期待出来る。
○補助
・グラウコス S2特化3済。対空と減速。S2のバインドは割と重宝する。
○術師
・ケオベ S2特化3済。流石の瞬間火力。スキルの回転も速い。そしてカワイイ。
・イフリータ S2特化3済。1マスあれば十分。
○医療
・セイリュウ 回復範囲の広さとレジスト付与が魅力。
・ブリーズ 回復量が必要な時にも対応できる範囲医療。完全な趣味枠かな?
○前衛
・フランカ S2特化3済。防御力無視が結構良い感じ。
・ウィスラッシュ 重装へのバフが強力。割と重要な場面が多い。
大体こんな感じ。
ステージによっては前衛の二人を特殊に変えたりする感じでやっています。
序盤はジェシカの火力で凌ぎつつ、イフリータやケオベが配置できたら、ニアール、リスカムで塞いで術師の火力でなんとかする…というのが大まかな流れ。重装で如何に耐えるかがポイントとなってくるので、ウィスラッシュのスキルやニアールの回復が生命線になることが多いですね。
明日から始まるイベントもイベントステージくらいは趣味パでなんとか攻略できればと…思っています。
ガチャは10連だけ。パッセンジャーよりもトギフォンスが引ければいいかな。でも、へラグのコーデが凄く格好いいので、この機会にへラグを昇進2にする…というのも捨てがたいような気がしています。
予兆
たしかに憧れていた。
だけど、それはずっと昔のことで、もう忘れていたことだった。
そんな僕に、突然、転機は訪れた。
ニアール。云わずとしてた★5の重装オペレーター。
120円で手に入るグムや、もはやインフラレベルのオペレーターのサリアに間に挟まれた不遇のオペレーター。
だけど、思い出して欲しい。
0章でドクター達の目の前に颯爽と現れた彼女の姿を。
僕は、その神々しい姿に一目惚れしてしまっていた。
いつかニアールを手に入れて編成に加える。彼女と共にアークナイツの攻略を進めたい。
そんな秘めた想いを胸にだき、アークナイツをプレイしていた日々。
だが、そんな想いも長くは続かなかった。
★5という比較的入手しやすいレアリティながらも、ピックアップされていなければ引くことは難しい。
公開求人も”重装”と”治療”で回しても出てくるのはスポットばかり。
そして奇しくも、公開求人の上級エリートで先にサリアを引きあててしまったばかりに弊ロドスでのニアールの優先度は、全くといっていいほど無くなってしまった。
僕もニアールのことは、次第に忘れてしまっていった。
それから、月日が流れ、遂に弊ロドスにニアールがやってきたのだ。
そして、これが始まりだった。
弊ロドスの編成に、大きな変化が訪れた。いや、訪れようとしていたのだ。
だが、まだこの時は変化の始まり、予兆に過ぎない。
次の変化はイフリータ。
そう、イフリータを昇進2にしたことによって、確実に変化への歩みを踏み出したのであった。
源石の欠片
あまり気乗りではなかった。
事実、マルチは一度も参加していない。
理由は唯一つ。
面倒だから。
それ以上でも、それ以下でもない。
そして、本来はR6Sコラボのオペレーターに、魅力は感じていなかった。
これはオペレーターの能力とか、そうゆう類のことではなく、違う世界の住人がテラに来て馴染めるのか…ということに尽きる。
だが、これは完全な杞憂であった。
レインボー小隊がなぜテラの世界に舞い降りることになったのか——
所謂、人間があの世界では、どのような環境に身を置くことになるのか——
シナリオは私の疑問に矛盾なく答えを導き出していた。
脱帽である。
ガチャは28連で、Ash、Blitz、Frostを引くことができた。
リスカムは弊ロドスにいなかったのだが、上級資格証で交換し、コーデも合わせて手に入れた。現状では単なる重装は採用され辛い状況にあり、なんらかの秀でた点が必要となってくる。リスカムはSP回復がある。これによって周囲のオペレーターのスキル回転が速くなる。配置によっては相当なプラスアルファを産み出してくれると信じ、昇進2までさせている。
結局のところ、R6Sコラボのコーデは全て購入した。オペレーターも全て入手した。
乗り気ではなかった筈のイベントではあったが、すっかりと堪能してしまっている。
だがしかし。
R6Sのオペレーターを育成する予定は現状では無い。凸が見込めないという事情もあるが、秀逸のシナリオで一旦は納得はしているものの、R6Sのオペレーターに愛着が湧かないという個人的な感情がどうしても拭えないのである。よって、彼(彼女)らは、当分が制御中枢に幽閉される日々を過ごすことになるだろう。本当に申し訳ない。
で。素材が十分に余ってきたので、やった彼女を昇進2にした。
昨年の12月に弊ロドスに加入しているが、ずーっと昇進1で運用していた。
分かり易いイフリーターロードがあるマップでは、昇進1でも十分に活躍してくれていたが、重装の前の一マスだけを焼くとか、”力業”に頼った運用では昇進1では火力不足の面が否めず、他のオペレーターを採用してきた。
だが、そんな運用もそろそろ限界に感じできていたので、昇進2にしてみたところなのである。
昇進2にしてみての感想は「火力が数値以上に上がった」というのが正直なところである。
S2での運用しか試していないが、スキル回転も速くなり、デバフも強力になっているから当然の結果だろう。
しばらくの間は編成に加えて”イフリータロード”を探すことになりそうである。
最後に。
弊ロドスもLv120に到達した。
昨年の10月下旬の創業なので、10ヶ月くらいで到達したことになる。
月パスで得た石の大半を育成に費やし、恐らく月の平均で40近くは石を割っていたと思う。それでもこれだけ時間がかかるのだ。本当に大変な日々だった。
だが、Lv120になったからといって何かが変わる訳ではない。
弊ロドスは、これまでと同様に地道に成果を積み上げていくだけなのである。
ひと夏の成果など
「結果」は分かっていたのかもしれない。
弊ロドスは限られた資金で、限られたオペレータを育成して事業を継続して征く。
この基本理念は変わらないのである。
となれば、当然の帰結ともいえるのだろう。
3枚も引いてしまったサガは、昇進2まで育成することになった。
コストを稼ぐ能力は微妙ではあるものの、サガがある程度の雑魚は対応できるので、そこまでコスト不足の序盤を悩むようなことはない。このタイプの先鋒はメリットは前衛を兼任できることにあると考えている。さらにサガは狙撃や術師にSPを供給することで自身の負担を減らすことが出来る、そこそこ頼もしいオペレータと云え、シージの上位互換という巷の認識は間違っていないといえるだろう。
シーのS2を特化3にした。
S3の小自在の数の暴力は楽しいが、実用的には回転効率のよS2に軍配が上がると判断してのことである。素質で敵を倒す度に攻撃力が増すので、最序盤に配置することが多い。具体的にはサガ→医療→シーといった流れが多い気がする。ただ、やはりコストの高さは気になるところである。
ビーンストークも遅ればせながら昇進2にした。
★4の先鋒としてみれば、かなり優秀。今までと違った動きが出来るという点は可能性を感じるが、コスト回収とブロック数は不安材料。なんかもっと上手い運用方法があるのではと、研究の余地はあるものの、結局、サガのほうが使い勝手が良いため、留守番にまわることが多い。
難しい——
ウユウは昇進2にしてみたものの、よく分からずにいる。悪くはないけど、これといって光るものが有るような無いような……
コストの安さを生かして、アドリブ的な差し込み運用がメイン。いや、これも本来の運用ではないと理解しつつも、「じゃあ正解は?」と問われた時の答えがない。
なかなか味わい深いオペレータと云えるだろう。
範囲術師として悪くは無いと思う。S2は唯一無二で、使い勝手もいい。
ただ、シーと同時に実装されたのが運の尽きだった。流石にシーと同時に編成するのはなかなか厳しい。でも、攻撃時のエフェクトが綺麗だから使いたくなる。そんなオペレータ。
ブレミシャインのすり抜けでケオベを引きました。
昇進2にしてみましたが、色んな意味で愛されている理由が分かった気がします。
とにかくセリフが素晴らしい。性能も素晴らしい。編成に加えて損をすることがない。
いずれS2とS3を特化して運用したい。そんな気にさせる素晴らしいオペレータ。
アステシアも引いていました。
スルトや前衛アーミヤが実装された現状、一番、割を食っているのでは?と思われる不遇のオペレータ。余裕があれば育成してみたいのだが…
”ア”も育成を初めてみました。
もしかしたら、危機契約で活躍してくれるかも知れないし。弊ロドスでは古参の★6オペレータなので、そろそろ昇進2にしたいかな。
R6Sのイベントはブレミシャインに全てを持って行かれたため、ガチャは引けないかなぁ…と。
贅沢な葛藤
「これは悩ましいですね」
「ああ。本当にどうしたものか…」
1.5周年を記念したリミテッドスカウト。幸いなことに用意していたチケットや合成玉にて、シーとサガは引き当てることが出来ていた。★5のオペレーターであるウユウが、二枚と余り引けていなかったので、ありったけのチケットを投入してウユウの三枚目を引くことが出来たのだが、その課程において贅沢な悩みを抱えることとなっていた。
「サガが三枚。これはこれで喜んで然るべきことなんですけどね」
「いや、それは重々承知している。だから悩ましいんだ」
そう。ウユウを引く過程において、サガを三枚も引き当てていたのだ。
「それにですよ。百二十連で★6を四枚。すり抜けなしで、シーとサガ三枚ですよ。確率的にも十分すぎる程の成果ですよね?」
御堂部長の主張は間違っていない。十分に”勝ち”と云える成果なのだ。だが、弊ロドスではリミテッドスカウトの目標としてシーを第一目標とし、サガは重要視していなかったのだ。
——サガは戦略的に機能するのか?
私は経営会議において幹部の前で疑問を投げかけていた。
サガはシージ以来となる通常型の★6先鋒オペレーターである。弊ロドスにおいてもシージは長い間、第一線で活躍していた。必ずといっていいほど先鋒ではシージが真っ先に編成に組み込まれていた。2ブロック且つ高い殲滅力。序盤であればシージ一人で一レーンは封鎖し続けることが可能である。だが、問題もあった。それはコスト回収能力。S2は高い殲滅力を誇っていたが、スキルを放てないとコストが回収できないという問題を抱えていた。更にはテキサスが加入したことにより、最序盤はテキサスのほうがコスト回収能力に優れるため、シージの出番は無くなっていった。そしてマウンテンの台頭。序盤で数を捌く必要がある場合はマウンテンを出すという選択肢が出来てしまっていた。しかもマウンテンはコストも低く、前衛がゆえにステータスも軒並み高い。もう、シージの出番は完全になくなっていた。
このような状況下でシージと同様の先鋒。果たしてどこまで活躍できるのか懐疑的な見方となっていたのだ。更には危機契約#4にて露呈した弊ロドスの術師不足。この問題を直接的にシーと炎獄ラヴァを育成することで解決できるのである。
結果、リミテッドスカウトにおいてサガの優先度は低くなっていたのだ。
だがしかし。
三枚も。三枚も引いてしまっていた。
折角、三枚も引いたのだがら、戦力となるよう育成する…と云うのも選択肢としてはあり得なくもない。
だが、やはり優先度は低いのだ。テキサスとエリジウムでコストを稼いで、マドロックを出す。これで盤面の安定感は段違いなのだ。サガを採用することでコスト回収力が低くなっては、本末転倒なのである。
だが、しかし——
葛藤するのである。
御堂部長が私の目を真っ直ぐに見ている。彼女も折角の成果を上司に認めてもらいたいのだろう。
「仕方ない。御堂部長。リミテッドスカウトの成果は大いにあった。これは評価できることである」
私の言葉に御堂部長は安堵の色を浮かべていたが、次の私の言葉を聞き、その表情はすぐに蜘蛛の子を散らすように消えてしまった。
「だが、サガの育成優先度はEのままとする。よって、当面はシー、ウユウ、炎獄ラヴァの育成を最優先とする」
苦渋の決断であった。だが、仕方ないのだ。育成リソースは無限にあるわけでは無いのだ。優先順位をきめ育成する必要があるのだ。
「すまないな」
私は御堂部長の肩をポンと叩いた。
御堂部長の唇が微かに動いたが、その言葉は聞き取ることが出来なかった。
成果発表
結果としては63連でサガ、シーを引くことができました。
本命はシーだったので、予め素材は用意済みでした。
サガ、ウユウは余裕があれば育成したいけど、ちょっと様子見かな。
惨敗
七月二七日午前三時五九分。
危機契約「鉛封」は静かに幕を閉じた。
私はその瞬間を一人オペレーションルームで迎えていた。
惨敗ーー
その二文字が私の脳裏に浮かぶ。
確かに勲章は全て集めることができた。初週十八等級もクリアし、メッキ加工も出来た。デイリーも全て八等級クリアできた。
だがーー
恒常は二二等級までであった。
目標は二四等級。前回が二三等級だったので一つ上の等級。至極真っ当な目標設定である。
社内でも、その目標設定は弱気ではないのかと議論にはなっていた。だが、前回からあまり戦力補強がなされていない現状では、それ以上の成果は望めないとし、反対派の意見を押さえ、”最低限の目標”として二三等級を掲げていた。
そして、その”最低限の目標”が果たせなかったのだ。これは経営責任を問われる失態と云わざるを得ないであろう。惨敗の後に”引責”の二文字が私の心に重く、そして、深く茨の様に突き刺さっていた。
スルトとマドロックを擁していても、あと一手、決めてに欠けていた…と私は分析している。今回の恒常のステージは巨像とマドロックとボブをどう捌くかが最大の問題であり、その捌きかたによりクリアできる等級が決まってくるといっても過言ではなかった。
低い等級であれば、マドロックとスルトの単体でこれらが処理できた。いや、マドロックとボブを落とすことが可能であれば、巨像二体を流す戦略が可能となっていた。だが、マドロックとボブを強化すると途端に、倒すことが出来なくなり、等級を上積みすることが出来なくなってしまっていた。
何故なのか。
勿論。配置やスキルタイミングの精度を上げることで、可能になる場面もあったであろう。だが、それを弊ロドスに求めるのは酷な話しであり、その可能性は一旦、棚上げする。
話しを戻すと、足りなかったものは、術火力とデバフに尽きると云える。
弊ロドスは物理、特に狙撃偏重の傾向が強い。狙撃の★6オペレーターは四人に対して術師はイフリータ、補助はアンジェリーナの計二人ある。イフリータは昇進1なので、実質的な戦力はアンジェリーナ一人だけである。やはり術火力が足りていないのは明確であろう。
そしてデバフ。サリアのS3は特化3と頼れるものになってはいるものの、シャマレは物理のみのデバフ。減速もアンジェリーナのS1は辛うじて機能するものの、イースチナが昇進1、オーキッドも未昇進と戦力にはなっていない。
「課題は明白でしたね」
いつの間にかオペレーションルームに入ってきていた藤堂部長。彼の目からも同じように弊ロドスの戦力を分析していたようであった。
「ああ。残念だが、認めるしかないだろう」
「で、次の一手はどうするおつもりですか?」
藤堂部長の問いかけに私は深く息を吸ってから、吐き出すようにこたえる。
「シージコラボは一旦捨てて、シーを狙いにいく」
「ほお。それは”賭け”に出ましたな」
そうであろう。シーの評価はあまり高くなく、どちらかと云えば同時に実装されるサガやシージコラボで実装されるアッシュのほうが注目されている。だがーー
「うちには術火力が必要なのだ。そしてスズランを狙ってみたい」
「ほう。これまた大胆な」
藤堂部長は目を細める。
スズランは1.5周年を記念したパックで引けるのではあるが、確率は★6の中では三分の一なのである。折角、予算を投入しても無駄に終わることもあり得るのだ。
「なに、構わないさ。今回の結果をうけ、何時までも座している訳にはいかないだろう。ここは大きく博打にでる。重点的に術火力とデバフの充実を図るしかないだろう」
私の腹は決まっていた。
更にはプラマニクス。彼女も昇進2にしたいと考えている。プラマニクスは弊ロドス創業時からのメンバーであるが、あまりにも初期のころは”半端な術火力”程度にしか認識されていなかったため、未昇進のままになっていた。だが、彼女のデバフも有効である。シージコラボに参加しなければ、余剰となった素材などの十分に育成が可能であろう。
「さあ、これが吉とでるか凶とでるかーー」
賽は投げられたのだ。結果は次回の危機契約で明らかになるであろう。
目標は二五等級。今回、果たせなかった分を上乗せした目標。
これから弊ロドスはこの目標に向かい戦力を整えていく。
どんな困難が待ち受けていようとも、きっと乗り越えてみせる。