弊ロドスに関しまして。

アークナイツ。月パス。月スカ勢の活動記録

見通し

「さて。明日から始まるイベント『彼方を望む』の対策会議を始める。まずはイベント概要を藤堂統括部長から説明していただこう」
「承知しました。私のほうからイベントの概要を説明させていただきます。『彼方を望む』はオムニバス形式のイベントとなっており、期間は7月6日から7月13日の一週間となっています」
「結構短いイベント期間だな」
「はい。オムニバス形式のイベントはどうやら、この位の期間でやるようです。先日のスルトが追加となった時のイベントも同様の期間でしたから」
「おお。あのイベントか。あれが弊ロドスのターニングポイントともいえるイベントでだったな」
「左様です。ただし、このイベントで追加されるオペレーターはスルトに比べるとちょっとインパクトに欠けるようでして… 新しいオペレーターの紹介は御堂人事部長、お願いいたします」
「ええ。よろこんで説明させていただきますわ。まず、新しく追加となるオペレーターは三名。★6狙撃のアルケット、★5術師のアイリス、★4先鋒のビーントークとなっていますわ」
「で、どうなんだね? 強いのか?」
「人事部の評価では、B評定といったところかしら。まあ、レアリティ相当の活躍はするでしょうけど、スルトマドロック、マウンテンといった”破格”のオペレーターではないということだけは確かよ」
「ちょっといいかな?」
「どうしたのかしら? 資材管理課長が急に割り込んできて」
「すまないね。御堂部長。資材管理課としてひとことだけ言わせていただきたいことがあってな。弊ロドスは先日のマウンテンのガチャで結構な数の合成玉を消費しておる。それに加え、そろそろ限定ガチャがくるやもといった噂もある。この状況でそこまで強くないオペレーターの為に貴重な合成玉を失うのは、あとあと痛い目にあうはずじゃ」
「ふむ。確かに阿黒課長の云うことは一理あるな。幸い、弊ロドスでは単体狙撃には、そこまで苦労はしていない。術師は不足しているが、アーミヤやスルトで術攻撃はカバーできるのでなんとかなっている。ビーントークは高台先鋒という新たなジャンルなだけに未知数ではあるが、一枚くらいは引けるだろうし、引けなくても大勢に影響はないはずだ」
 私は決断した。
「では、次のイベントも目標だが、アルケット若しくはアイリスは深追いはしない。40連を上限とする。以上だ」
 異論を唱えるものはいなかった。皆、了解を示す拍手をしている。
 正式な稟議は電子にで行われるが、対策委員会での決議は得られた。
 さあ。問題は明日。どのような運命が弊ロドスを待ち受けているのか……