弊ロドスに関しまして。

アークナイツ。月パス。月スカ勢の活動記録

着々

 イベント期間中だったはずである。
 本来であれば素材周回のまっ最中なのだが、昨日から弊ロドスの様子は一変していた。
「熾合金は何個必要なんだ?」
「あと四個。至急、S3-6を周回してくれ」
「アーツ学Ⅲが底をついた。基地を回してくれ」
「訓練の協力者は誰にするんだ? スルトか?」

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とりあず特化1完了。

 第8章攻略時。マドロック、ロスモンティス、スルト、シルバーアッシュ、アーミヤを一斉に特化3にした時の慌ただしさがオペレーションルームに帰ってきていた。
「やはり、危機契約はこうでなくては。なあ、藤堂部長」
「ですなあ」
 私よりも年長である藤堂部長も、この雰囲気に些か興奮気味のようである。
「S3-6の最後。マドロックが遊んでおる。カフカを差し込んで一秒でも早くステージを早くクリアするんじゃ」
「しょ、承知しました」
 滅多にない藤堂部長からのステージ周回の指摘。指摘をうけた担当者は、その的確な指摘に驚いた様子であった。
「流石は”鬼の藤堂”と呼ばれただけのことはありますね」
 昔。あまりに苛烈な攻略をしていたことから、いつしか弊ロドスでは”鬼の藤堂”と呼ばれるようになっていた。
「何が鬼じゃよ。本当の鬼は攻略部におるじゃろがい」
「たしかにな」
 珍しく冗談をいう藤堂部長につられ、私も思わず頬が緩む。
 今頃、添島部長は危機契約#4に向けた戦略を練っているはずである。
「すっかり危機契約モードのようだが、明日、EXステージが解禁になるのを忘れんでくれよ」
 今日の藤堂部長は終始、語気なのであった。